「防犯性」家族を守れる家 【長野の工務店社長が答える家づくりの疑問】
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- Опубликовано: 22 янв 2025
- 最近「闇バイト」などによる
老人宅を狙った侵入強盗事件が増えています。
今はまだ首都圏近郊での発生が多いようですが、
信州でも備えは十分にしておきたいと思います。
新居に出来る対策が有れば教えてください。
本当に物騒な世の中になってしまいましたね。
ご家族が安心して暮らせるために
「耐震性」や「断熱性」と同じくらい
住まいの「防犯性」も高めておきたい…という方が
多いことでしょう。
ということで、マイホームを新築する際に
具体的に準備して置けることをいくつか挙げてみます。
まずは 「玄関ドア」の強化 ですね。
ピッキングのしにくいディンプルキーや
電子錠などの採用ももちろん有効なのですが
最近の事件のようなバールなどを使って
強引にこじ開けるような荒っぽい手法も増えているようですので
金属製の頑丈なドアを選びましょう。
さらに「明り採り」という機能は犠牲にすることになりますが、
できるだけガラスの部分の無いドアを選択されると
より安心と言えるかもしれません。
次に「窓」の強化ですね。今、新築している住まいは、
だいたい「ペアガラス」で鍵も2重になっているタイプの窓が
標準的に採用されているはずですが
さらに、「大きな窓にはシャッター雨戸」
「小さな窓には面格子」を、取り付けておけば、
夜間なども安心ですね。
窓に関してもう少し言うと、そもそも人が侵入しにくい形状、
これは例えば、人が入れないくらい
「小さかったり」「細長かったり」する窓を選ぶことも有効です。
さらに天井近くなど、相当高い場所に、
侵入しにくい位置に、窓を取り付けるという工夫も有効です。
次にいわゆる「セキュリティシステム」を導入する方法もあります。
最近は、家の周りに「監視カメラ」を設置するご家族も増えています。
玄関や庭、駐車場にカメラがあると侵入者はそれだけで抵抗を感じるものです。
また、侵入を検知して警報が鳴るシステムも効果的です。
万が一、犯罪者が侵入しようとした時にも
警報が鳴れば、驚いて逃げ出す確率も高くなります。
警備会社と連携したシステムであれば
異常があった場合に、出動を含めた対応を
してもらえるのでさらに安心です。
ただ、そこまでの「費用」は掛けられない
という場合には、人感センサー付きの外照明を取り付けたり
歩くと否応なく「足音」が発生する「砂利」のようなものを
グラウンドカバーとして敷き詰めたりしておけば
侵入者に心理的な負荷を与えられ有効です。
さらに「外構」の工夫としては、極力、
庭に隠れられるような場所を作らない
見通しを良くしておく こうすることで
侵入者が隠れにくくなりリスクを減らせるでしょう。
悪意を持った犯罪者に対して
「これさえあれば絶対大丈夫!」
という備えは難しいかもしれませんが、
こういったひとつひとつの小さな対策を
組み合わせることで、実際に防犯対策は強力な物になると思います。
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皆さん、こんにちは。
長野市のアトラスホーム代表の松下敏之です。
建築士、ファイナンシャルプランナー、宅建物取引士、として
日頃たくさんの「住まいづくり」に関わっています。
多くの方にとって、身近でありながら、同時に遠い夢の存在でもある
「マイホーム」にまつわるお話をできるだけ楽しくお伝えしていきたいです!
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